学長総評~無差別級コンテントで子どもたちが大躍進!
今年の1月-2月に行われたビスケットコンテスト「シングルタッチコンテスト」の結果が発表されました。今回は「1回の画面タッチで自動で動くアニメーション」という「シングルタッチ作品」が条件ということで、レッスンを始めたばかりの生徒も”ベテラン”生徒もそれぞれのレベルで参加できるということで、全員で参加しました。
コンテストが無差別級(大人から子どもまで誰でも応募できる)という条件にも関わらず、ステムアカデミーキッズからはレッスンを始めて数ヶ月の生徒から1-2年経過した生徒まで複数の生徒が最優秀賞や優秀賞の作品として選出されました!素直にうれしくまた素晴らしいと思いますし、受賞した生徒たちの励みとなったであろうことはもちろん、講師一同にとっても大きな励みとなりました。
選ばれた作品に共通していると思うことは、「プラス1つ2つの工夫やアイデアがプログラムされている」という点です。これは、むしろすべてのこと、勉強/料理/工作/芸術作品等に通じることで、プログラミング作品に限ったことではないと思っています。自分が作ろう!と思うイメージ作品を頭に浮かべ、そのゴールを目指して作っていく中で「こうしたら、もっと面白いかも!」「あれ、イメージした動きにならない、どうしたらいいのかな?」ということを何度も繰り返していきながら作品は生まれます。
その過程において「ま、こんなもんでいいか」と思って提出された作品は、やはりその範囲での「響き」にしかなっていないように思いますし、絵が上手/下手に関係なく、「もっとこうしよう」と思い、それが施され提出された作品はそのような「響き」を持っています。
デジタルといっても、人が作っている以上、作り手の感性とこだわりが伝わってくるものだなーとあらためて感じています。今回はたまたま選ばれなかった作品の中にも「なるほど、そうきたか!!」という作品が多くありました。賞を獲得することがゴールでは決してありませんが、今後もこうしたコンテストを通じて子どもたちの創造性を披露する場をたくさん提供してあげていきたいと考えています。ぜひ子どもたちが頑張って作った作品をみてあげてください。
アプリリリース
受賞者
学年:小学4年生(作品提出時)
都道府県:神奈川県
校舎:登戸校
作品名:3つの玉
1.今回の受賞の感想
ぼくは作っているとき、賞を取れるなんて思っていなかったので、ふつうのレッスンのような感じで作っていました。なので賞を取れたと聞いたとき、とてもびっくりしました。賞を取るのははじめてのことなので、とてもうれしかったです。また面白い作品が作れるようにがんばりたいと思います。
2.工夫したところ、難しかったところ
むずかしかったところは、最後の「ゴール」の文字がちょっとずつできあがるところです。工夫したことはレールがちょっとずつ「ゴール」になるようにしたところです。他にも、二つ目の青い玉が途中で止まり、むらさきの玉が近くを通るとまた動き、バネでとんで「ル」の一部になるというところもがんばりました。
3.これからのプログラミングへの取り組みや目標
ぼくはこれから、コンテストに出した「3つの玉」よりもさらにいい作品をたくさん作っていきたいと思います。もっと大きくなったら、もっと難しい言語でもプログラミングをしてみたいです。いつか、大きな「クエストゲーム」のようなものを作りたいです。
学年:小学2年生(作品提出時)
都道府県:神奈川県
校舎:あざみ野校
作品名:ころ太がゴールへレッツゴー!!
1.今回の受賞の感想
私の作品が受賞した時は、とても嬉しかったです。私はピタゴラスイッチのイメージをしました。しかも、じっさいのボールではできないワープや分身、道具などをたくさんしかけられると思ったので、この作品を作ろうと決めました。みなさんが、きょうみをもって楽しんでくれるように、しっぱいをくりかえしながら、たくさんのアイテムをもりこみました。
2.工夫したところ、難しかったところ
私がくふうしたところは、つるはしで岩をくずすところです。くだいていったようすがわかるように、たくさんのメガネを使って岩がだんだん小さくなるうごきをだしました。難しかったことは、羽でとぶ時に他のプログラムと重なったことです。色を別にして指示をすることで解決しました。もう一つは最後の音楽で音が止まらなくなったので、絵を足して止めればいいと気づきました。
3.これからのプログラミングへの取り組みや目標
私は小さい時からドラえもんが大好きで、発明家になりたいと思っていました。今はお医者さんにもなりたいです。なぜなら、発明したものがお医者さんとして使えたら、いろんな人を助けられると思うからです。
私はプログラミングが大好きです。ビスケットを早く達成して、難しいスクラッチにも取り組んで、イメージしたものが作れるようになりたいです。
4.保護者様のコメント
この度はご丁寧に受賞の場を設けて頂き、誠にありがとうございます。習ってから日も浅い娘が受賞できましたのも、ひとえに先生方のご指導の賜物です。いつもやさしいお声掛けと自由な発想を認めてくださるおかげで娘がのびのびと楽しさをもって考える力に繋がっていること、心より感謝を申し上げます。
娘も今一番大好きなプログラミングでこうして皆様から認めて頂き、驚きと共に自信と、ますますの意欲に繋がっている様子です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
学年:小学2年生(作品提出時)
都道府県:神奈川県
校舎:二子新地校
作品名:救われた男
1.今回の受賞の感想
優秀賞を受賞できて、とても嬉しいです。また賞状とトロフィーももらえて嬉しいです。自分の机に飾って、また次のコンテストで最優秀賞をとれるように挑戦したいです。
2.工夫したところ、難しかったところ
棒人間の頭をトランポリンでレンガにぶつけるところが難しかったです。わざと上にレンガを置いて救急車に運ばれるところを工夫しました。
3.これからのプログラミングへの取り組みや目標
もっともっと勉強して、複雑なゲームを作って、みんなが思いつかないものを作りたいです。
学年:小学4年生(作品提出時)
都道府県:神奈川県
校舎:二子新地校
作品名:「漢」を書く
1.今回の受賞の感想
今回、ビスケットプログラミングコンテストで優秀賞をとることができて、とてもうれしかったです。大人も混じったコンテストで賞をとることができて、びっくりしました。次は最優秀賞をとれるように頑張りたいです!
2.工夫したところ、難しかったところ
この作品で工夫したところは、漢字の「漢」を一画ずつ書くところです。それぞれの画が重ならないようにするのが難しかったです。大きさやバランスなど、ちゃんと「漢」の字にするところが難しかったです。
3.これからのプログラミングへの取り組みや目標
今はビスケットが終わって、スクラッチのレッスンに入ったところです。今までずっとビスケットをやっていたので、スクラッチに入ったとき すこし不安だったけど、やってみたら楽しそうなので、これからも頑張りたいです!
学年:小学4年生(作品提出時)
都道府県:神奈川県
校舎:二子新地校
作品名:ピンボール
1.今回の受賞の感想
この「ワンタッチ」の優秀賞に受賞されて本当に嬉しいです。教室の中で三人に入るとは思ってはいなかったです。また次のコンテストでも優秀賞より上の最優秀賞をとりたいです。
2.工夫したところ、難しかったところ
ボールの落ちる場所を固定ではなくランダムにするのを工夫しました。一番上の横棒にボールが通ると消えてしまうのでそこを修正するのが難しかったです。
3.これからのプログラミングへの取り組みや目標
自由制作でみんなが楽しめるコースを作りたい。