ステムニュース

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2025年6月16日(月)

“環境月間”に考える、プログラムでできるエコアクション

梅雨入りのニュースが聞こえる季節になりました。
雨の日が続き、おうちで過ごす時間が増えてくるこの時期。
そんな6月は、環境月間として、地球環境について考えるきっかけが増える季節でもあります。

最近では、プログラムやデジタルの力がさまざまなエコ活動に活用されており、私たちの暮らしとも深く関わっています。
今回は、今どきの技術や事例を参考に、プログラミングを通じて身近に取り組めるエコアクションのアイデアをご紹介します。

「こんなことがプログラムでできるんだ!」という新しい発見につながればうれしいです。

スマートホームで「節電」を学ぶ

家庭でも、スマートホーム機器によってエコな暮らしが広がっています。

→スマートメーターで電力消費を見える化
→AIが空調や照明を自動調整
→スマートプラグで家電の待機電力を削減

こうした仕組みはすべてプログラムで動いているもの。
身近なプログラミングでも、ScratchやMinecraft EEなどを使って

→電気の使いすぎをアラートするアニメーション
→節電をゲーム感覚で楽しく学べる作品

などを作ってみることができます。
自分の暮らしの中で「どんなエコアクションが役立つか」を考えるきっかけにもなります。

環境を「見える化」して守ろう

大気汚染やCO₂濃度のリアルタイム監視、森林伐採の衛星モニタリングなど、環境モニタリングの技術はますます進んでいます。
こうした仕組みもプログラムの力で実現されています。

プログラミングでも
→空気の状態が変わるアニメーション
→植えた木が増えることで環境が改善されていくシミュレーション

などを作ることが可能です。

「環境の変化を可視化する」という体験は、日々の意識づけに大きく役立つはずです。

エコな交通・移動を考える

交通分野でもプログラムが活躍しています。

たとえば
→AIによる渋滞の緩和 → 燃料消費を削減
→EV(電気自動車)の充電を最適化
→シェアリングサービスのルート最適化

プログラミングの学びでも
→交通量が減ると環境が改善されるシミュレーション
→エコな移動方法を提案するナビゲーションキャラクター

といった作品づくりが楽しまれています。
「移動と環境との関係」を理解するよい機会になります。

消費行動もプログラムで変える!

私たちの日々の行動も、プログラムによってエコな選択がしやすくなっています。

たとえば
→ごみ分別ナビアプリ
→食品ロス削減アプリ(食材の賞味期限通知)
→エコポイントアプリ(エコ行動を促すゲーム感覚の仕組み)

こうしたアプリの仕組みはプログラムの力で成り立っています。

学びの中でも
→賞味期限アラートを出すプログラム
→エコな街づくりを楽しめるゲーム作品

など、身近なテーマを自分でプログラムしてみる活動が広がっています。
作ったものを家族や友人と共有すれば、エコアクションがさらに楽しく広がっていきます。

未来にやさしいプログラムづくりを

最近ではソフトウェアそのもののグリーン化も注目されています。
たとえば

→サーバーの消費電力を減らす効率的なコード
→グリーン電力の活用
→アプリ設計で端末のバッテリー負荷を減らす工夫

学びの中でも
→できるだけシンプルなコードを意識する
→アプリが電力を無駄に使わない設計を考えてみる

といった視点を持つことで、プログラムを書くこと自体がエコにつながる意識も自然と養われます。

6月の環境月間は、プログラミングを通じて環境に目を向ける絶好のタイミング!

「どんなエコアクションをプログラムで形にできるかな?」という発想から、暮らしの中で小さな工夫を楽しんでみましょう。

プログラミングは未来を形づくる力そのもの。
身近なテーマと結びつけながら、より良い社会づくりへの一歩を踏み出していきたいですね。

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