大学受験でも使える!マインクラフトで学ぶ論理回路
こんにちは。木々の葉が色づき、温かい飲み物が恋しい季節になりましたね。秋の終わりは、新しいことを学ぶ意欲が高まる時期。お子さまの「やってみたい!」を応援したくなります。
さて、みなさんは「マインクラフトで大学受験に役立つ勉強ができる」と聞いたら驚かれるかもしれません。でも実は、マインクラフトの中で“論理回路”を作る体験が、今注目の「大学入学共通テスト・情報科目」にも直結しているんです。
論理回路とは?大学入試でも出題される重要分野!
2025年度の大学入学共通テストでは、「情報Ⅰ」が必須科目になりました。この中で、特に多くの受験生を悩ませたのが「論理回路(ロジック回路)」に関する問題です。
例えば、以下のような出題があります。
「入力A・B・Cに対して、論理和(OR)・論理積(AND)・否定(NOT)を使って出力を求める」
一見、電子回路やプログラムとは無関係に思えますが、これはコンピュータの“考える仕組み”を理解するための基礎です。そして実は――マインクラフトの世界の中でも、これを自分の手で“作って体験”できるんです。
マインクラフトで学ぶ“レッドストーン回路”
マインクラフトの世界では、「レッドストーン」という鉱石を使って電気信号を送ることができます。スイッチを押すとランプが光る、ドアが開く、トロッコが動く…。これらの仕組みこそ、まさに“論理回路”の基本そのものです。
- スイッチが両方ONのときだけランプを点ける → AND回路
- どちらかがONなら点く → OR回路
- OFFなら点く → NOT回路
といったように、ゲームを楽しみながら論理の組み合わせを体感的に理解できます。子どもたちにとっては「遊び」ですが、教育の視点から見ると、実はコンピュータサイエンスの初歩を学ぶ最高の教材なんです。
遊びながら“考える力”を育てる
マインクラフトの良いところは、自由な発想で試行錯誤できる点です。回路を作るときも、「うまく動かないな」「ここをつなげたらどうなる?」と考えることで、自然と論理的思考や問題解決力が育ちます。
これこそ、大学受験の“情報”や“数学”の根幹にある力。頭の中で図を描くだけでなく、実際に動く形で論理を確認できるのがマインクラフトの大きな魅力です。
ステムアカデミーキッズのマインクラフトコースで学べること
当スクールのマインクラフトコースでは、ただ遊ぶだけでなく、レッドストーン回路を使った仕組みづくりを通じて、論理回路の基礎から自動化・プログラミングの応用まで楽しく学べます。
- ボタンを押すと自動でドアが開閉する仕組み
- 条件を満たすと作動する「トラップ装置」
- タイマー付きの仕掛けやリレーシステム
といったプロジェクトを通して、「遊びながら考える」→「考えながら作る」→「作って学ぶ」という学びの循環を体験できます。この積み重ねが、将来の論理的思考やプログラミング力の土台になるのです。
マインクラフトは単なるゲームではなく、大学受験や将来のITスキルにつながる“考える学びのツール”です。楽しく遊びながら、論理回路の理解や問題解決の力を育てられるこの環境は、子どもたちの未来の可能性を大きく広げてくれるはずです。
ステムアカデミーキッズでは、マインクラフトを通して、“遊び”の中から“学び”を見つける力を育む授業を行っています。興味を持たれた方は、ぜひ体験会で実際にその魅力を感じてみてください!

