マイクラ第二弾:レッドストーンって知ってる??

こんにちは!

ステムアカデミーキッズ講師の三嶋です。レッスンでは「ゆうと先生」と呼ばれています!

前回このブログでマインクラフトってどんなゲーム?について書きましたが、

https://stem-academykids.com/archives/9339

今回は、弊校のレッスンでも利用している”レッドストーン回路”について書いていこうと思います!

結論からお伝えすると、このレッドストーン回路は大学の電気工学の授業でも使われているくらい奥が深いもので、プログラミング的思考の基礎を学ぶものとして非常に有用なのです。

少し掘り下げて書いてみますね。

マインクラフトには「レッドストーン」(赤石)というブロックがありますが、なんと、このレッドストーンはマイクラの世界において“信号”を出す(正確には出し続けている)不思議な性質を持っています。

お子さんとマイクラを一緒にプレイしたことがある保護者さんですと、

“レバーを引くと扉が開く家をこどもがつくっているんだけど、そのレバーからも信号がでているってことかな?”と思われたら、、、、そう、正解です!

レバーは信号を入力するための装置で、レッドストーンが出している信号を“人為的”に出すことができるアイテムです。

さて、もう1つ重要なアイテムがあります。それはレッドストーンを粉状にしたアイテム、「レッドストーンパウダー」。

マイクラをやり始めたばかりの子も聞いたことがあったり、アイテム自体は知っているよ!という子も多いのですが、特に自動扉や秘密基地の仕掛けには必須アイテムで、リアルな世界で例えれば、「導線」と思ってもらえればいいかと思います。

例えば、家の電気は電源ボタンとライトがあっても導線が繋がってないと明かりはつきませんよね?そこで二つの間を導線(レッドストーンパウダー)で繋げてあげると、”ボタンを押して信号を流すとライトがつく”といった装置を作ることができます。

他にも夜になると自動で家の明かりがついたり、自動花火打ち上げ装置など作ることができるのですが、実は、これらを制作するプロセスで知らず知らずのうちに基本回路(NOT回路、OR回路など)を学んでいっているのです。

このようにレッドストーン、レバーなどの入力装置、扉などの出力装置、レッドストーンパウダーなどなどなどを用いると色々な仕組みー回路―を作ることができるのですが、この仕組みのことを総称してマイクラの世界では「レッドストーン回路」と呼んでいます。

レッドストーン回路を学習することで信号のON・OFFのいわゆる2進法を利用して仕掛けをつくるプロセスを通じて、自然にプログラミングでいうIf文+True・Falseと同じ思考を使うことになり、プログラミングの初期ステージ「プログラミング的思考」を楽しみながら理解し、学ぶことができます!

次の記事では、「Make Code」について書いていこうと思いますので、そちらでお会いしましょう!

(ステムアカデミーキッズ講師 三嶋)

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