夏休み自由研究お役立ち道具その1「グルーガン」のススメ

 7月20日に都内の公立小学校では終業式が行われ、お子さんは普段学校に置きっぱなしのお道具箱や裁縫道具その他をひっさげて帰ってきたことと思われます。計画的に持ち帰りなさいと先生に言われてもスルーした結果、トンでもない量の荷物をランドセルに紐でくくりつけ、30分歩いて下校したことを思い出しました。

 さて、そんなお子さんは物理的な荷物だけでなく、先生方からドリルや夏休みの友、読書感想文などの夏休みの宿題が与えられ、日々挑んでいることでしょう。

 そんな夏休みの宿題の筆頭といえば、『夏休み自由研究』でしょう。今回はそんな夏休みの自由研究に色々と役立つオススメ道具についてお話します。

 その道具とは――「グルーガン」です。

「グルーガン」とは

「グルーガン」とは、ボンドと同じく接着剤の一種です。左に見える棒が接着剤で、それを右に見える「グルーガン」にて熱し、溶かした接着剤を物に塗り、それを対象と貼り合わせれば接着剤が冷やされ、固まるという代物です。

 木工用ボンドなど、お子さん方にとっておなじみの接着剤は乾燥させるという工程が必要ですね。これは乾燥させることで水分を飛ばし、それによって接着剤が固まるために接着されます。お父さん方の中にプラモデルの経験がある方ですとプラモデル用接着剤を使ったことがあると思われますが、プラモデル用接着剤はシンナーなどの溶剤が蒸発することで固まります。

 お子さんのことを考えるとシンナーなどの溶剤は心配です。しかし、木工用ボンドは水分を乾燥させる以上接着まで時間がかかります。その点、「グルーガン」は冷やされることで固まりますので接着までの時間が短く、作ったらすぐに遊びたいお子さんにとっては魔法のボンドとなります。

 ただし、電気の熱でボンドを熱する関係上、電熱線が集中している以下の部分や、ボンドを射出する金属の口はとても熱くなりますので危険です。グルーガンをお子さんが使用する際は親御さんの目の届く場所で使用させてください。

「グルーガン」の使い方

 それではまず「グルーガン」の準備をします。電気の熱を利用するため、電気が必要ですのでコンセントを繋ぎます。

 数分ほど、熱するのを待ちます。熱し終わってからグルーガンの引き金を引くと……

 このように、接着剤がニュイッと出てきます。この引き金を引けば接着剤が出ますので、あとは対象物につけていきます。

 今回は木工用ボンドでは為す術もない空き缶を使用しました。このように対象物から1~2ミリほど離したところで接着剤を出していきます。

 接着剤をつけおわったら冷えるまでにすばやくくっつけたいものとくっつけます。くっつける際は少しぎゅっと押すと接着剤が薄く延ばされるため、より接着力が高まります。

 接着してから20秒も経てばこの通り。

 接着力に関して言えば、グルーガンは「ほどほど」と言えます。ほどほどである故に、グルーガンは壊そうと力を入れるとすぐに取ることができます。アルミ缶などの金属やプラスチックなど、その素材自体の強度がそこそこあるものの場合、接着剤自体はぺりぺりと剥がすことができます。そのためお子さんが製作し、遊んで飽きた工作物を捨てる場合など、空き缶やペットボトルはすぐに解体できるためリサイクルなどの分別に出しやすく親御さんにとっても扱いやすいです。

 今回は手元に炭酸飲料のペットボトル1本と空き缶が3つあったため、少し幼心を活躍させてみました。

 お風呂で活躍しそうな船の完成です。

 そう、グルーガンは水に強いのです。そのため湯船に浮かべるおもちゃを作る際にうってつけです!

 なお、ここまで工作していくと接着剤が出なくなっているかもしれません。そんな時、接着剤の入っているところを見ると、このようになっているのではないでしょうか?

 このようになったら接着剤を追加します。

 接着剤の棒を用意し、これをグルーガンの後端にある穴に挿入します。

 すると、このように後ろに突き出る形になりますが、これで正常ですのでご安心ください。

  最後にグルーガンの応用です。先ほどの船ですが、よく見ると空き缶の飲み口が空いており、浸水してしまうかもしれません。そんな時、飲み口を埋めるのにもグルーガンが使えます。

 接着剤の棒なのですが、実はこれ、「固形樹脂」なのです。そのためこのような樹脂本来の使い方もできるわけです。

グルーガンで工作の夏

 夏休みオススメ道具その1、グルーガンはいかがでしたでしょうか。まとめると、グルーガンは、

・お子さんにとって好ましくない溶剤などを不使用
・短時間で接着
・水に強い
・飽きた後のリサイクルも簡単

という利点を持った接着剤です。ただし熱を利用して接着するため、親御さんの目が届く範囲で使わせることが大事です。

 グルーガンのほうは通販サイトにて1000~2000円ほどで購入できます。また100円ショップで販売されているものもあります。100円ショップにて売られているものは品切れが多いとの話もありますので、あったらラッキーと考えるくらいでよいでしょう。

 また接着剤の棒に関しては消耗品となりますが、こちらは100円ショップでの購入が安くて便利かと思われます。こちらは品切れになることは少ないですので便利です。

 夏休みの自由研究や工作などに頼れる「グルーガン」でのびのびと工作ができるとうれしいですね。

各スクールレッスンで大好評!プログラミング脳を養う「西嶋式プログラミングパズル」

ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。

ぜひ沢山の人に楽しく学んで頂き、これからプログラミングを学んでいくための素地となるパズルになっていけば幸いです。WEB上では毎週問題を掲載しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

>プログラミングパズルの解き方
>西嶋式プログラミングパズルとは
>西嶋式プログラミングパズル問題一覧

※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。