プログラミング必修化に伴う不安

 小学校で2020年からプログラミングの必修化がスタートすることは、発表のあった2017年と比べるとより認知されるようになってきました。

 しかし認知度が上がるにつれて、保護者の方々からは不安を感じると言う声も上がってきています。

 どういった部分で不安を感じているのでしょうか?
 
 株式会社アフレルが今年、5歳から12歳のお子さんがいる保護者の方々約900人を対象としたアンケートを実施していたので、その結果から親御さんが感じる必修化に対する不安要素を見ていきたいと思います。

必修化に対する不安、主な要因は?

 このアンケートの結果で、親御さんがプログラミング必修化に対して抱いている不安の第1位はズバリ「学校で十分な教育ができるかわからない」で、42.4%でした。続いて第2位は「親が教えることができない」で37.6%でした。この2つがプログラミング必修化に伴う不安の大部分を占めていることが分かります。

 ちなみに他の理由では「子供の負担が増える」4.5%などがあり、反対に「特に不安はない」と解答したのは15%程度に留まりました。

 これらの結果を見ると、実に8割以上の保護者の方々はプログラミングの必修化に不安を感じているという結果になりました。

不安を解消するためにはどうすべきか

 ではこれらの不安を解消していくためにはどうすべきでしょうか。

 正直なところ「学校で十分な教育ができるかわからない」という不安に関しては、たしかにその通りで、人材の確保や、通信環境なども含めた設備面での環境整備など、学校側がやるべき課題は山積みです。仮に必修化がスタートしても、全ての小学校で同じ質のプログラミング教育を受けられるかどうかは大いに疑問でしょう。

 小学校にどうこうしてもらうという考えはむしろ酷だともいえますので、現段階でこの不安を解消しようとするならば、やはりお子さんに合ったプログラミングスクールを見つけることではないでしょうか。それならば学校で足りない分を補うことは可能です。

 とはいえすでにたくさんの習い事をしていたり、経済的にも余裕がない場合は家で教えられるのが理想ですが、そこで次の「親が教えることができない」という不安が出てきてしまうことだと思います。

 これに関してはぜひともお近くにあるプログラミングスクールの無料体験会に参加してみてはいかがでしょうか。まずはそこでスクラッチやビスケットなどの子供向けプログラミング教材に触れてみると、決してプログラミング教育がとっつきにくいものではないということが分かると思います。何よりお子さんが今後学校などでどのような内容を学ぶのかということも知る機会になるので、持っている不安も薄れていくのではないでしょうか。

 自ら動き出すことでで不安を取り除いていき、2020年から始まるプログラミング必修化に向けてスッキリと準備していきたいですね。

参考
プログラミング必修化に対して不安を感じている親は、84.4%
http://urx2.nu/PSB1

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ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。

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※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。