2030年人工知能による革命

 何かと話題の尽きない人工知能ですが、今回は第四次産業革命や雇用と合わせながら、さらに深めていきたいと思います。

第四次産業革命

 この言葉は人工知能と並んで最近注目を浴びるようになってきました。

 第一次産業革命では「蒸気」という新しい動力が出現し、続く第二次産業革命では「電気」と「石油」による大量生産。第三次産業革命では「コンピューター」が登場し自動化が進んできました。そして、第四次産業革命は人工知能やIoT、ビッグデータなどによる、産業構造の劇的な変化だと言われています。

 「第四次産業革命」という言葉自体はドイツが2012年に打ち出した技術戦略「インダストリー4.0」を日本語化したものです。すでに第四次産業革命の真っ只中にいるようにも感じますが、まだこの革命は始まっていません。

 
 現在は第三次産業革命から第四次に移っている途中であり、この革命は2030年ごろに起こるのではないかと言われています。

第四次産業革命と雇用の関係

 人工知能によって職が奪われていくという話は、ここ数年よく耳にするようになりました。しかし実際にそのようなことが起こるのは、現在の人工知能だけでなくIoTや汎用人工知能なども含めて巻き起こる第四次産業革命によるところが大きいです。

 この産業革命が実現した場合はやはり人間の雇用事情は今と大きくことなったものになっているでしょう。

 第三次産業革命でITが台頭したことにより、PCやスマホなどが使えなければ就職することが困難な世界に変わりました。今でこそ当然の話ですが、それも第三次産業革命前では考えられない話です。

汎用人工知能と最後に残る仕事

 第四次産業革命が2030年頃におこるのではないかという話をしましたが、その背景には汎用人工知能の実用化というものがあります。

 汎用人工知能に関しては現在研究中ですが、完成したらなら雇用を含め世に与える影響はまさに革命と呼べるものになりそうです。

 最後に残る仕事は何か?その問いに対する明確な答えはありません。現状では創造的な仕事やマネジメントに関わる仕事などは残ると思いますが、技術は日々進歩しているので、AIがAIを管理する時代がきてもおかしくないです。すでにロボットがロボットを作る工場もあるくらいですから。

 しかし人工知能は敵ではありません。職が奪われる不安は少なからずあるでしょうが、逆にいえば人工知能のおかげで生まれた時間と余裕をどこに投資するのかということが大切ではないでしょうか。

 食べるための仕事ではなく本当に自分がしたいことを見つけ、そこに投資できるか否か、第四次産業革命をうまく乗り切るにはそうした視点も必要なのかもしれません。

参考
人工知能と経済の未来 2030年〜来るべき雇用大崩壊時代を読む
https://www.data-max.co.jp/article/25316/1/

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