小学校プログラミング必修化について、他の記事でも保護者の方々の認識はどうなのかについて触れてきました。
今回はまた新しく教育関連のサービス業を営んでいる株式会社アフレルが、小学校プログラミング必修化に関する調査結果を公表したのでご紹介したいと思います。
必修化の認知度87%!?
この調査は「ロボット教材プレゼントキャンペーン」の応募者で、子どもの年齢が5歳~12歳の保護者の方が対象となっています。調査方法はWEBでのアンケート方式で、897サンプルが集まりました。
まずは基本的な、小学校プログラミング教育の必修化を知っているかという質問に対して、「知っている」と答えた方の割合は87.8%でした。
これを見たとき私自身は、さすがに知っていると答えた人の割合が多すぎると感じました。いくら対象の子どもがいるといっても、9割近い人がプログラミング必修化を知っているということはないと思います。
おそらくロボット教材プレゼントキャンペーンの応募者がアンケートの対象者だったため、元々プログラミング教育に関心があったというのが大きな理由だと推測できます。
期待と不安
続いて、「プログラミング必修化に対する不安があるか」という質問に対して、「学校で十分な教育ができるかわからない」が42.4%、「親が教えることができない」が37.6%、「子どもの負担が増える」が4.5%という結果になり、8割以上の親御さんが必修化に対する不安を抱えていることが分かります。
一番割合が多かったものに「学校で十分な教育ができるか分からない」という回答があるのを見ると、小学校プログラミング教育の現状を良く理解されているなと感じます。実際に2020年に始まることは決まっていても、人材も情報もお金も足りていない状態で、小学校に多くの期待をすることは難しいです。
次は「子どもにプログラミングを習わせたいと思うか」という質問で、「習わせたい」が51%、「どちらかといえば習わせたい」が46%で、2つあわせると97%という結果になりました。
最後の質問は、子どもにプログラミングを習わせたい理由について(複数回答可)で、「論理思考が育まれると思うから」が59.5%、「将来必要なスキルだと思うから」が56.9%、「職業の幅が広がると思うから」が50.4%という結果になりました。
これらの結果から、必修化への不安がある一方で期待も大きく、将来的に見ると子ども達に必要な教育であると考えている方が多いことが、今回の調査結果で分かりました。
参考
小学校プログラミング必修化、賛成97% 「親が教えられない」不安も4割
http://urx.space/svbU
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