プログラミングの重要性が叫ばれ始めた昨今では、各場所で様々な意識調査やアンケート調査が行なわれるようになりました。
それらを見ると当事者の方々の現在の考えが浮き彫りになってきて面白いです。
今回は、プログラミング教育を受けた子ども達が就職活動をするときに果たして優位になるのかどうか、保護者の方々はどういった見解なのかについて、またプログラミング教育自体をどう思っているのかについて実施されたアンケートを元に見ていきたいと思います。
プログラミングの知識が就活で優位に働くと考える保護者の割合は?
今回のアンケートはドリームエリア株式会社が実施したもので、以下が調査概要になります。
調査対象期間:2018年10月18日~2018年10月23日
調査方法:インターネット
調査対象:「マチコミ」利用者
有効回答者数15740名(お子様がいらっしゃる保護者)
まずは「小学校のプログラミング教育は必要だと思いますか?」という質問に対して、「必要だと思う」が43.9%、「わからない・どちらとも言えない」が44.5%、「必要だと思わない」が11.6%でした。ここでは4割強の方が小学校プログラミング教育の必要性を感じているようです。
次に「子どもが就職活動を開始する時代に、プログラミングの知識は優位に働くと思いますか?」という質問に対して、「必要だと思う」が54.6%、「わからない・どちらとも言えない」が38%、「思わない」が7.4%でした。約半数ぐらいの保護者の方が優位に働くと感じています。
また「プログラミングの知識があることで所得が高くなると思いますか?」という質問に対しては、「とても優位になる」が11.6%、「多少優位になる」45.8%、「優位にはならない」が10.3%、「分からない・どちらともいえない」が32.3%でした。プログラミングの知識を身につけることで所得的にも優位になると考える保護者が半数以上という結果です。
最後の質問で、「お子さまをプログラミングの教室に通わせたいと思いますか?」に対しては、「既に通わせている」が2.0%、「通わせたいと思う」が11.3%、「検討している」が11.3%、「通わせたいがよくわからない」が24.9%、「通わせたいと思わない」が34.1%、「その他」が16.4%という結果になりました。プログラミング教室に通わせたいという肯定的な意見が約半数でしたが、通わせたいがよくわからなくて、結局通わせていないご家庭が多いというのも見えてきました。
以上が今回のアンケート調査結果になります。これらの結果を見るとプログラミング教育自体に否定的な意見は少なく、今後色々な局面で優位に働くと考えている親御さんが多いことが分かります。
しかしまだ不透明な部分も多くあるため、実際に動けていないというのが実情でしょう。
数年後を見るとさらにプログラミングが必要であるという考えは広まっていくと思いますが、まだ広まりきっていないこのときに動けるかどうかが一つ成功の鍵になるのではないでしょうか。
参考
保護者の半数以上、プログラミング知識「就活に優位に働くと思う」
http://ux.nu/1sybE
ドリームエリア、子どもの「ICT教育」に関するアンケート調査結果公開。57%の保護者が「子どもにプログラミング知識があると、将来所得が増えると思う」と回答
http://ux.nu/IqHea
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