プログラミング教育の意識調査

 株式会社栄光が運営する学習塾・栄光ゼミナールが2019年に、プログラミング教育に関する意識調査を実施しました。対象となるのは、小学校1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者645人です。

 まず子どもの学校でのプログラミング学習状況をアンケートすると、「学校の授業でプログラミング教育を受けたことはない」が、小学生の保護者で75.1%、中学生の保護者で62.6%でした。

 プログラミングを教育の分野でも推進する流れは強まってきましたが、まだ学校でプログラミングを経験したことのない子どもたちが、過半数以上を占めていることが分かります。

 次に学校の授業外での学習状況を聞くと、「今まで学校の授業外でプログラミングに触れたことがない」と回答したのは、小学生保護者の60%、中高生保護者の76.8%という結果でした。
 意外かもしれませんが、中高生のほうが学校以外でプログラミングに触れる機会が少なく、プログラミング体験会やイベントなどに行く機会があった小学生のほうが、プログラミングに触れたことのある割合が多いことが分かります。

 また良く聞かれる質問として、2020年の小学校プログラミング教育必修化について知っていたかという質問がありますが、今回のアンケートでは「知っている」と回答した小学生の保護者は65%、中高生の保護者は57.9%でした。

 他のアンケート調査でも小学校での必修化を知っていると答えた保護者は、やはり過半数を超えていることが多いですが、今回はさらに「2021年度から中学校で、2022年度からは高校で、新学習指導要領に基づいてプログラミング教育が変わることについて知っているか?」という質問がされていました。
 その回答として「知っている」と答えたのは1割程度で、約9割の保護者が「知らない」と回答しており、小学校プログラミング必修化と比べると認知度に大きな差があることが分かります。

 高校では選択科目だった情報科目も、2022年度からは必須科目になります。さらに2024年度からはセンター試験に取って代わる共通テストで必須になる可能性が高いといわれており、今は小学校の必修化に比べると認知度が低いですが、今後確実に上がっていくと思われます。

 最後にプログラミング教育に期待することを聞いたところ、最も多かったのが「論理的思考力が身に付くこと」でした。また、「試行錯誤しながら粘り強く取り組む経験」「問題解決能力が身に付く」「将来の進路や職業の選択肢が広がる」といった意見が多かったです。

参考
保護者の7割 学校外で子どもに“プログラミング学ばせたい” ~プログラミング教育に関する意識調査~
https://www.zaikei.co.jp/releases/764503/

各スクールレッスンで大好評!プログラミング脳を養う「西嶋式プログラミングパズル」

ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。

ぜひ沢山の人に楽しく学んで頂き、これからプログラミングを学んでいくための素地となるパズルになっていけば幸いです。ぜひチャレンジしてみてください。

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※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。