ステムアカデミーキッズでは通常のレッスンの他に、夏休み限定でできるプログラミングの特別教室を開催しています。
いつもとは違う教材を使いプログラミングの新しい楽しさを体験できるとあって、今年もスクール生はもちろん一般の子どももたくさん集まって大盛況のうちに終わることができました。
今回使ったプログラミング教材は「マイクロビット」というものです。マイクロビットはイギリスでIT教育のために開発されたもので、イギリス国内の小学生100万人に無償で配布されているものになります。
電子機器に組み込まれている基盤のような形をしていて、制御可能な25個のLED、2個のプッシュボタン、加速度センサー、明るさセンサー、磁気センサー、温度センサーなどが搭載されています。
プログラミングをしたうえで色々な機器に繋げると、その機器を自分の好きなように制御することも出来るようになります。
いわゆる洗濯機やエアコンを動かす組み込み系のプログラミングを学ぶことができるので、通常のレッスンとはひと味違った体験を出来るのが大きな魅力です。
何かを制御することなく、マイクロビット単体でもプログラムを組んで使うことはできますが、それだけではマイクロビットを使う意味がないので、今回は低学年が「電子サイコロ」、高学年は「電子貯金箱」を先生と一緒に作りながらプログラミングを学んでいきました。
低学年の子たちが作った電子サイコロは、ランダム関数を使い、1から6までの数字がマイクロビットの傾きが変わるたびに本体に表示されることで、あたかもサイコロのように見える仕組みになっています。
コード自体はそこまで難しくなく、十分1、2年生でも作れる内容でしたが、普段見るサイコロとの違いに子どもたちは大喜びでした。
電子サイコロを作った後は、サイコロを2回振って誰が1番大きい数字を出せるか、というゲームをして皆で楽しみました。
高学年の子どもたちが作った電子貯金箱は、お金を入れるとピコーンと音が鳴り、占いが出来るようになるという仕組みになっています。
お金を入れるたびに電子音が鳴り占いまで出来るとあって、何度でもお金を入れたくなるような貯金箱です。
この電子貯金箱は高学年仕様とあって、必要なコードの量も多く、マイクロビットに繋げる配線も複雑で、子どもたちは先生の説明を一生懸命聞きながら制作を進めていました。みんな苦労して作った分、完成したときの喜びも大きく、繰り返しお金を入れてみて完成品を満喫していました。
夏休みの自由研究として学校に提出する子もいて、真剣に作業している姿が印象的でした。
今回はこの2つを子どもたちと一緒に作りましたが、マイクロビットで作れる物はアイデア次第で無限にあるので、また次の機会に子どもたちと一緒にほかの作品も作れたらなと思っています。
次回は冬の特別教室でマイクロビットを使う可能性が高いので、興味のある方はお子さんを連れてぜひ遊びに来てくださいね。
各スクールレッスンで大好評!プログラミング脳を養う「西嶋式プログラミングパズル」
ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。
ぜひ沢山の人に楽しく学んで頂き、これからプログラミングを学んでいくための素地となるパズルになっていけば幸いです。ぜひチャレンジしてみてください。
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※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。