「勉強しなさい」は勉強しなくなる魔法の言葉

 小学生くらいのお子さんがいらっしゃる親御さんは、子どもに勉強させたいときどのような方法をとっていらっしゃいますか?

 単に勉強しなさいと言ってしまっている方はいますか?シンプルで簡単なように聞こえますが、この言葉を聞かされ続けて勉強ができるようになった子はいません。なぜなら勉強しなさいと言われて勉強を始める子はいるとしても、結局自分の意思で始めたことではないので面白さも感じることができず、むしろ嫌々することになるからです。
 
 どんなことであれ、楽しさを感じられないのであれば長続きせず、そのせいでむしろその子にとって苦手分野となってしまうことでしょう。苦手意識を感じればもっと勉強することが嫌になり、勉強をしないから勉強しなさいと言われる、これ以上ない悪循環です。

子どもに言う事を聞かせたいときはどうする?

 子どもに何かをさせたいとき、~しなさいと言ったところでその子がしたいと思っていないことだった場合は全然聞いてくれません。何度も何度も呪文のように繰り返せば嫌々聞くことは聞きますが、聞くほうも聞かせるほうも負担が大きく、あまりオススメの方法ではありません。
 
 私自身プログラミングスクールの講師をしていますが、小学校低学年くらいの子どもが多いので、何かあるたびに都度都度注意することはとても非効率で、子どもに対応する方法としては適さないことを経験上知っています。

 子どもに続けて言う事を聞かせたいとき、最も重要なことは子ども自身が自発的にそれを守るようになるかどうかです。その瞬間~しなさいというのは簡単です。「勉強しなさい」「静かにしなさい」「ゲームをやめなさい」しかしこれらの言葉を言う前に、親自身がなぜこれらのことをしなければならないのか考えなければなりません。なぜ勉強しなければいけないのか。なぜ静かにしなければならないのか。なぜゲームをしてはいけないのか。
 
 そしてそれを考えたならば子どもに理解できるように説明する必要があります。説明をしたうえでその子が納得したなら、させたいことを習慣化することは難しくありません。なぜなら本人が納得しているので自発的に動いてくれるからです。子どもなので時折忘れてしまうこともあるでしょう。その時は一言注意してあげるだけで本人が気づくので、簡単に言う事を聞いてくれるようになります。
 
 理解させ納得させるという工程は面倒なように思えますが、長い目で見るとむしろ非常に効率が良く、勉強せずテレビばかり見ている様子を見かけるたびに注意するより遥かに楽な方法です。
 
 子育てに悪戦苦闘していらっしゃる親御さんは、子どもへの~しなさいは一旦封印して、その子が自発的に動けるようになるためにはどうすべきかを考え、試してみることをオススメします。

参考
プログラミング教育の肝は”教えない”こと
https://president.jp/articles/-/26339

各スクールレッスンで大好評!プログラミング脳を養う「西嶋式プログラミングパズル」

ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。

ぜひ沢山の人に楽しく学んで頂き、これからプログラミングを学んでいくための素地となるパズルになっていけば幸いです。ぜひチャレンジしてみてください。

>プログラミングパズルの解き方
>西嶋式プログラミングパズルとは
>西嶋式プログラミングパズル問題一覧

※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。