世の中にはたくさんのプログラミング教材があります。今回おすすめするのは小学生用のプログラミング教材で、「ドリルの王様 楽しいプログラミング(1.2年、3.4年、5.6年)」です。
この教材はパソコンのいらないアンプラグドの教材なので、プログラミング初心者に適したものとなっています。
プログラミングの知識を身に付けるための大人向けの本は世の中にたくさんあります。むしろたくさんありすぎて、どの本を選ぶのがベストなのか迷うと思いますが、子ども向けのプログラミングの考え方を学べる本となると、一気にその数が減ってしまいます。しかしこれからの時代は、大人はもちろん、子どももプログラミングを学ぶのが当たり前の時代になるでしょう。
プログラミングを教えるときには必ず登場するC言語やJAVA、これらを使って子どもにプログラミングを教えるのは容易ではありません。一瞬で子どものやる気が下がってしまうことでしょう。なぜなら小学生の子が学ぶにはとっつきにくく、難しいからです。
その点今回ご紹介する「ドリルの王様」では学年ごとにレベルが分かれていますし、一切プログラミングに触れたことがない子どもでも、プログラミングの基本となる考え方を学ぶことができるのでおすすめです。
最近ではビジュアルプログラミング言語などの、いわゆる子ども向けのプログラミング言語も開発されてきていますが、それらのものを使うためには、タブレットやパソコンなどが必要となります。子どもの成長に合わせてそういったものでプログラミングを学ぶことはやはり必要ですが、全く経験が無いのであればこのような本で基本的な考え方を学んでみるのも一つだと思います。
どんな内容になっているのか?
プログラミングは複雑なコードがたくさん書かれていて、知識の無い人からすると何が何やらわけが分かりませんが、その構造を見ると実はシンプルで、3つの要素から成り立っています。それが「順次」「分岐」「繰り返し」です。
それぞれを簡単に説明すると「順次」は記述したコードを上から順に読み込んでいくこと、「分岐」は途中でAに進むかBに進むか分かれること、「繰り返し」は決められた範囲の命令を繰り返すことを意味しています。これらの構造だけで、基本的にプログラミングは構成されています。
そしてこの「ドリルの王様」ではそれぞれの要素を子どもでも分かるように学ぶことができます。たとえばフローチャートの1つ1つの命令とロボットの動きを対応させることで、「順次」の考え方を学んだり、フローチャートに従ってクッキーをどの袋に入れるかを判断することで、「分岐」の考え方を身に付けたりすることができるようになります。
また問題自体はパズルのようなもので構成されているので、楽しみながら自然とプログラミングの考え方を学べるのが特徴となっています。解説が充実しているので、お子さんに何か聞かれても充分答えてあげることができます。
値段もお手ごろなので、プログラミングの入り口としてお子さんに買ってみてはいかがでしょうか?
参考
『ドリルの王様 楽しいプログラミング
https://ux.nu/3sqfl
各スクールレッスンで大好評!プログラミング脳を養う「西嶋式プログラミングパズル」
ステムアカデミーキッズ開発者の西嶋孝文氏によって考案されました。このパズルの対象者は小学校低学年~ご年配の方まで、幅広い方々が楽しめます。パズルを通してプログラミング思考を養い、プログラミングの考え方や記号の使い方を学ぶことはもちろん、考える力、論理的思考力、推理力、問題解決力、集中力などあらゆるスキルを身につけることができます。
ぜひ沢山の人に楽しく学んで頂き、これからプログラミングを学んでいくための素地となるパズルになっていけば幸いです。ぜひチャレンジしてみてください。
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※プログラミング脳を育てる「西嶋式プログラミングパズル」(c2019 StemAcademyKids Nishijima Takafumi)は、色・サイズ等を加工してご家庭や個人でご使用いただくことができます。但し、再販売・再配布を禁止致します。また著作権はステムアカデミーキッズ開発者に帰属します。商用利用をご希望の方は、ステムアカデミーキッズ事務局へお問い合わせくださいませ。