地球を想う、未来をつなぐ。SDGsが目指す17のゴールと169のターゲットとは?

1)地球の未来のための取り組み、SDGs

 

温暖化に自然災害。人間の格差はどんどん広がるばかり。

いよいよ地球全体が限界に追い込まれ、危機が迫ってきています。

最近SDGSという言葉を耳にしたり、カラフルなリング型のバッジをつけてる方を目にしたことはありませんか?

今回は地球の未来へ関わるこのSDGsというワードについてご説明したいと思います。

2)SDGsってなに?

 

SDGs(エスディジーズ)とは「Sustainable Development Goals」の略で、持続可能な開発目標という意味を持ちます。

2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2030年までの15年間で達成するために掲げた共通目標です。

2MDGsとSDGsの違いってなに?

 

SDGsより前、2000年の国連サミットではMDGs(エムディジーズ)が採択されました。

こちらは主に、先進国による途上国の支援を中心とする開発目標であり、2015年で達成期限を迎えました。

8つのゴールが掲げられており、主には、乳幼児の死亡率の削減や、貧困と飢餓の撲滅、HIV/マラリアなど疾病の蔓延の防止、などです。

 

しかし、これらのゴールを決めたのは先進国であり、現に途上国に暮らす人々からは、地域に偏りがあるなどの反発の意見も多くありました。

また、途上国向けのゴールは民間企業の関心が低く、あまり企業を巻き込めませんでした。

そこで、2015年に新たに掲げられたのがこのSDGsです。

SDGsは、先進国も途上国も、誰一人取り残さず達成することを目標としています。

3)SDGsはすべての人に当てはまる問題

 

SDGsは全部で17のゴールと、さらに具体的な169のターゲットで構成されています。

 

1つのゴールに対し、5〜10ほどのさらに具体的な内容が提起されています。

全てのゴールに多様な視点からのターゲットを掲げることにより、途上国や先進国だけでなく、

ひとつひとつが、すべての人に当てはまる問題として、よりリアリティを持ちます。

4)SDGsが掲げるゴールとは?

 

これらのゴールに特に真新しいものはなく、平たくわかりやすく言うと

「人にも環境にも配慮して、みんなが平等で、ずっと幸せな社会をつくろう」というニュアンスです。

ハッキリ言って子供でもわかるような基本的なことですね。

また、SDGsを実践することで驚くほどの経済効果が起こることも予測されており、企業がこぞってSDGsを掲げるようになったという背景もあります。

5)SDGs×日本の現状と取り組み

 

日本はオリンピック・パラリンピックを控え、世界から目が向けられている中「SDGs日本モデル」宣言をしました。

SDGs日本モデルとは、以下の3つです。

 

1.自治体主導の官民連携のパートナーシップによる地方創生

2.企業・金融の力を生かした社会的投資の拡大とイノベーション

3.世代、ジェンダーを超えたパートナーシップによる住民が主役となるSDGsの推進

SDGs未来都市を積極的に選定し、

具体的モデルを掲げることで日本の民間企業がSDGsへ取り組みやすい工夫をしているのが窺えます。

また、今では多くの方が知ってる「ユニバーサルデザイン」も、SDGsの一環です。

 

しかし、特に待ったなしの緊急性のある問題、例えば、

 

11.住み続けららるまちづくりを

12.つくる責任つかう責任

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

 

などへの取り組みが日本は非常に弱いのが残念な現状です。

6)まとめ

 

いかがでしたか?

これからますますSDGsというワードに出会う頻度は増えていくでしょう。

みなさんに絶対にひとつだけ覚えておいてほしいのは、これは決して各国のゴールではなく、個人のゴールです。

すべての人が意識を持ち、ゴールしないと明るい未来はありません。先送りせず、今すぐ自分に出来ることから始めてみませんか?

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