コロナ禍で一気に進んだものの1つにオンライン教育があります。
公教育においても同様です。
いままで、どちらかというと、後ろ向きの印象だった先生たちも
(―内部は違っていたかもしれませんが、外から見た印象―)
「こどもたちのため教育を遅らせてはならない」という危機感が出たことは大きな要因となり、
慣れないICTに積極的に向き合い始めた印象があります。
キーワードとなるのは、”GIGA(ギガ)スクール構想”。
”GIGA(ギガ)スクール構想”という言葉、教育業界に携わっている方ならともかく、
一般の保護者様には聞き慣れないことがではないでしょうか。
GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略です。
2019年12月に文部科学省から発表されたプロジェクトで小学校の児童、
中学校の生徒1人に1台PCと、全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、
多様な子どもたちに最適化された創造性を育む教育を実現する構想です。
三位一体で進めていくプロジェクトですね。
三位一体の三位とは、この場合、
・ハード
・ソフト
・指導体制
なのですが、一番の課題はやはり「指導体制」ではないでしょうか。
特に小学校では、各教科を一人の先生が指導することも多いですし、
教育学部小学校先生養成課程は主に「文系」出身。
どちらかというと理数系を避けてきた方々も多い印象です。
その年齢が上がれば上がるほど、大人になってからスマートフォンやPCが本格的に
登場した先生たちもいらっしゃるわけで、アナログ>デジタルの方が教育上良いという
スタンスをとっている先生も多いはずです。
ここに、実際に残念なデータがあります。
2020年5月に放送されたNewspicks の「オンライン教育は日本を救うのか」という番組で紹介されていた下記内容をご覧ください。
このデータはOECD(経済開発機構)の2019年データをもとにつくられています。
この画像にある通り、デジタル機器≒PCやタブレットの利用が世界に遅れている、
という状況というよりも、最下位、というかなりまずい状況です。
今年から小学校でプログラミングの必修化がスタートした日本。
同じ島国のイギリスでは、10年以上前から5歳からICTを利用した授業やITそのものの授業を開始しています。
江戸時代、武士の教養として学ばれていた “四書五経”を学ぶ童はいません。
おそらくですが、明治時代初期、西洋のものばかりを学んでいた若者は、
当時の年配者から「今の若者はけしからん!」といわれていたでしょう。
四書五経を読み、行動に変えることは今でも良いことには間違いありませんが、
やはり西洋学問が果たした貢献も大きかった。
そういった意味でもデジタル機器を用いた学習やそもそものIT教育は進めていかねばならないと思います。
その上で
(先生方が大変なのは100も承知なのですが、、、あえて)
先生たちのスキルアップ、先生たちだけでは難しいのであれば
外部との連携は必須になっていくでしょう。
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