第46代アメリカ大統領を決める選挙が一旦の終結を迎えようとしています。
まだまだ余談を許さない状況ではあるものの、民主党バイデン氏の勝利が濃厚と
なってきていますね。
このバイデン氏、ご存知の方も多いかもしれませんが、前大統領であるオバマ氏の時に
副大統領を担っていた人物です。
そしてオバマ元大統領といえば、就任演説の際に、
「これから我が国はSTEM教育に力を入れる」と宣言し、実際に実行した
人物でもあります。
オバマ氏は当時、STEM教育の重点化を優先課題として取り上げ、
2015年度(2014年10月~2015年9月)の連邦予算では29億ドル(3400億円)を
STEM教育に投じたと言われています。
一方トランプ氏はどうでしょうか。
”講談社 現代ビジネス”によると、
”2018年初めに行われた1時間半近くにも及んだトランプ政権初の一般教書演説の中で、
教育が言及されたのは僅か二行である”と伝えており、教育政策に興味を持っていないことが
窺える、
としています。
トランプ氏が行ったきた教育政策は、STEM教育の推進は止めずに実施しているものの、
技術訓練や職業訓練教育に重きをおいたものでした。
これは、トランプ氏の支持基盤も大きく影響しているようです。
彼の支持基盤が東海岸や西海岸に住むリベラル派ではなく、南部やラストベルトに住む
ブルーカラーワーカーであることを考えれば、この分野がトランプ政権下において
重視されてきた理由でもあるでしょう。
さて、ブログタイトルでもある今回のバイデンVSトランプではどのような主張をしているか、ですが、
米国が現在、経済>教育 、コロナ対策>教育の状況であることから
教育のそのものの内容というよりも、制度の見直し的な内容が中心となっています。
「機会の平等」という点では一緒のように感じるものの、互いの政策は明らかに違い、
バイデン氏:
▼学校選択の自由よりも、健全な公立学校の仕組みを作ることを重視。補助金などを通じて、学区の教育格差の是正を目指す。
▼営利目的のチャーター・スクールについては、反対。
トランプ氏:
▼住んでいる学区によって質の高い教育を受けられる機会が奪われてはいけないと、学校選択の自由を積極的に推進している。
▼自由に学校が選択できるように、学費や交通費などに充てることができる奨学金の新設を提案。100万人の子どもたちが自由に学校を選ぶことができるようになると主張。
▼従来のカリキュラムにとらわれず特色ある教育を受けられる民間運営のチャーター・スクールの拡充を訴える。自宅での学習、ホームスクールも推進。
と方向性は大きく違うようです。
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