現代社会ではあらゆるところにロボットが導入され、人間の仕事を手伝ってくれています。
例えば飲食店では、人型ロボットのpepperくんが受付.案内などの接客業務をしていたり、猫型配膳ロボットが料理をテーブルまで運んだりしてくれますよね。
なんと最近では、公立小学校で子どもたちに授業を教えるAIロボット「ユニボ先生」
も登場しました。では、「ユニボ先生」とは一体どんなAIロボットなのでしょうか?またAIロボットの先生にはどのような良い面や課題があるのでしょうか?
ユニボ先生のメリット
1. 安定した指導ができる
人間の先生には感情に揺らぎがあったり、体調を崩してしまうことがあります。ユニボ先生はロボットであるため、常に同じパフォーマンスが出せるだけではなく、たくさん会話することで、いつも話す相手の趣味嗜好をAIが記憶し、その相手に合わせた反応やお話をしてくれます。
2. 教員の負担が軽減される
実証実験を行なってみて、「授業準備や印刷などの負担が減った。」「学習進度が速くても、ユニボ先生が対応してくれるので手持ち無沙汰になることがない。」と言った声のほかに、「ユニボ先生に慣れている子どもたちはトラブルがあっても自分で解決できるため直接指導に集中できる。」など、精神的負担の軽減を実感する声も多かったそうです。
3. ロボットの先生だからこそ勉強したくなる子どももいる
日頃は「自分は理解できているから」と大人から教わることを嫌がるのに、ユニボ先生には「教えて」と言える子どももいるそうです。従来の学校教育に合わなかった子どもや、不登校児童の学習支援に対しても上手く活用できないかと考えられています。
ユニボ先生の課題
ユニボ先生は、膨大なデータにから共通点を見つけ出すことや単純な作業は得意ですが、人の気持ちを汲み取ることは苦手です。子どもに勉強を教えることはできても、子どもに勉強をしたいと思わせる動機づけや、子どもがどういう感情でその行動をとったのかを察することはまだできません。
先生を全てAIロボットにすることが良いことではなく、ロボットの得意な部分と、人間の得意な部分を組み合わせて、子どもにより良い教育を提供することが1番大事なのではないかと私は思います。ステムアカデミーキッズでも、人とtechnologyの良い面をベストミックスさせて、子どもたちにより良い教育ができるよう日々精進します。
(ステムアカデミーキッズ講師 村田)
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