2022年も残すところあと僅かとなりました。皆さんは年末年始はどのように過ごされる予定でしょうか。
私はここ数年の年末はYoutubeのライブ配信などをよく見ています。今では子どもから大人まで幅広い年齢層の方々がYouTubeで動画を見ています。よくレッスン生の子どもたちともYouTubeの話題で盛り上がります。
ある日、子どもたちとYouTubeで話題になっている「ひろゆき」の話をしていた時に、『おしゃべりひろゆきメーカーが面白いよ』と言われました。「おしゃべりひろゆきメーカー」とは、専用のウェブサイトへ文章を打ち込むと、AIが文章を認識し、ひろゆき本人が話しているかのように文章を読み上げてくれるサービスのことです。
どんなものなのか気になったため、私も「おしゃべりひろゆきメーカー」を使ってみました。実際に作ってみた音声を下に貼っておくので一度聞いてみてください。
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「Aiの技術って面白いですね。簡単に使えるので、皆さんもぜひ、音声合成技術を使ってみてください。」と話しています。
テキストを打ちこんで数十秒で作成された音声ですが、かなり流暢で本人が話しているように聞こえますよね。イントネーションや話す速度を細かく調節して、より聞き取りやすくできることに驚きました。
このような技術を 音声合成技術と言うそうです。
この音声合成技術の活用場面として3つの例をご紹介します。
1つ目
防災無線・警報システム×音声合成技術
不測の事態や収録されていない音声も、音声合成技術でリアルタイムで放送することができるようになります。災害時は人々がパニックにならないように、災害の規模や場所、状況などの情報をいち早く知らせることが大切です。緊急事態時により早く、より聞き取りやすい音声を作成できるのは非常に便利ですね。
2つ目
ロボット×音声合成技術
以前ブログでも紹介しましたが、pepperくんやネコ型配膳ロボットなど、日常生活の様々なところでロボットが活用されています。ここに音声合成技術が組み合わされることで、さ今でよりもさらに快適にロボットとのコミュニケーションがとることができると言われています。
3つ目
教育×音声合成技術
音声合成技術はすでに教育でも導入されています。新型コロナウイルスの拡大によりeラーニングが急速に普及しましたが、eラーニング教材のナレーションにも音声合成技術が活用されています。より質の高いeラーニングを提供することで、個人に最適化された教育や低コストで質の高い教育が行いやすくなるというメリットがあります。
年末年始はぜひ家族みんなで色々なアプリを使って遊んでみてください。何かのコンテンツで遊ぶ時は、それにはどのような技術が使われているのかを少し考えてみると、新たな発見があるかもしれませんね。
(ステムアカデミーキッズ講師 村田)
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