ステムニュース
2025年5月7日(水)
新生活に役立つ!?プログラミングで“マイサポーター”を作ろう
4月の慌ただしい日々がひと段落し、少しずつ新しい生活に慣れてきた頃ではないでしょうか。
ただ、日々の予定や持ち物、やるべきことがどんどん増えてくるこの時期、
「うっかり忘れた!」「どう動いたらいいか分からない…」と戸惑うこともまだまだ多いですよね。
そんなとき、自分の生活をちょっとだけ楽にしてくれる“マイサポーター”がいたらどうでしょう?
実はそれ、プログラミングで作ることができるんです!

“マイサポーター”ってなに?
ここでいう「マイサポーター」とは、
自分の毎日を支えてくれる“ちょっと便利な仕組み”を、プログラムでつくったもののこと。
たとえば、こんなものが考えられます:
- 毎朝「今日のやること」をお知らせしてくれるチェックリスト
- 天気に合わせて「今日は傘を持っていこう!」と教えてくれるお知らせアニメーション
- 時間割に合わせて「次の授業の準備」をアラートで伝える作品
- 「元気がない時に励ましてくれる」おしゃべりキャラクター
どんな風につくれるの?
最近では、子ども向けのプログラミング環境でも作ることができます。
たとえばScratch(スクラッチ)を利用すると、
→ 曜日と時間に応じてやることを知らせてくれる「やることカレンダー」
→ 天気情報を読み取って服装アドバイスをしてくれるアプリ
ポイントは、「自分で考えて、自分のために作る」こと。
市販の便利ツールよりも、ずっと愛着がわきますね。

プログラミングは、生活力も育てる!
「プログラミング=ゲームを作る」だけじゃありません。
“自分の生活を整える力”を育てることもできるのが、今のプログラミング教育の魅力です。
- 忘れ物を減らすために、どういう順番で動けばいいか考える
- 自分が困った経験を、次の解決に変える
- 生活の中に「小さな気づき」を持ち、それを工夫に変える力
こうした経験は、プログラミングの知識よりも大切かもしれません。
生活とプログラミングが結びつくと、学びはもっと身近で面白くなるのです。
自分の毎日を、自分の手で支えてみよう!
5月は、新しい環境の中で「まだ慣れていないこと」に出会う時期。
そんな日々を少しでもスムーズに、楽しく乗り越えるために、
自分だけの“マイサポーター”をプログラムでつくってみませんか?
「これがあったら助かるかも」――そのアイデアが、
未来の自分に寄りそう、小さなエンジニアの第一歩になるかもしれません。