プログラミング教育必修化の現状

小学校プログラミング教育の必修化が2020年にスタートします。そのこと自体は周知の事実になりつつありますが、小学校ではどのあたりまで準備が進められているでしょうか。

今回はこのことについて掘り下げていきましょう。

文部科学省がアンケート調査を実施

 文部科学省が教育委員会の担当者に、小学校プログラミング教育に関する、取り組み状況についてのアンケートをしました。

 アンケートを行なった時期は「小学校プログラミング教育の手引き(第一版)」が公表された2018年3月より前ですが、プログラミング教育必修化の現状が浮き彫りになるような結果だったいえます。

 具体的なアンケートの内容は、2020年の必修化に向けての取り組み状況を訊いたもので、「ステージ0:特に取り組みをしていない」、「ステージ1:担当を決めて検討中」、「ステージ2:研修会や研修を行なっている」、「ステージ3:授業を実施している」の4段階でどこに該当するかというものです。

アンケート結果

 結果はステージ0が57%、ステージ1とステージ2がそれぞれ13%、ステージ3が16%となりました。

 つまり現段階では、過半数の小学校で全く準備が進んでいないということになります。2020年の小学校プログラミング教育必修化は既に決定されていることであり、残された時間ももう残りわずかしかありませんが、なぜこれほどまでに準備が滞っているのでしょうか?

足りないのは情報、人、金

 プログラミング教育にむけての取り組みができていない学校が多い理由は主に3つあり、これらもアンケートの結果として出ています。

 一つ目は「プログラミング教育の趣旨、目的、基本的な考え方などの情報が不足している」

 二つ目は「教育委員会内部で、プログラミング教育を担当できる人材が不足している」

 三つ目は「プログラミング教育を推進するための予算(ICT機器の整備等)が不足している」という内容でした。

 それぞれを簡単に言い換えると、情報と人、さらにお金が不足しているということがアンケートの結果から分かるようになりました。

 これらの内容を見ると現状は非常に厳しい状態であると言わざるを得ません。

 プログラミング教育の準備が進まない3つの理由の内、私自身は一つ目がやはり重要なのではと考えています。なぜプログラミング教育を導入するのか、導入したところで子供達にどういった効果が期待できるのか、将来を考えたときに本当に役に立つのかなど、そういった疑問を先生方が解消できていない状態では準備が進まなくて当然です。

 個人ではなく、地域全体、国全体で、プログラミング教育の意義を再認識する必要があるのではないでしょうか。

参考
プログラミング教育進まぬ理由は「情報」「人」「金」不足 文科省調査

プログラミング教育進まぬ理由は「情報」「人」「金」不足 文科省調査

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